メドックの秘密 (3) アンフォラ

カテゴリー ワイン旅行記

~ アンフォラ ~

 

最近、Medoc地方ではAmphora (アンフォラ)を使う生産者が増えているそうです。

 

 

 

 

 

Amphora は発酵や熟成に使われる粘土で出来たセラミックの容器です。

 

 

 

 

 

ジョージアではQvevri (クヴェヴリ)、スペインではTinajas(ティナハ)と呼ばれています。

 

 

 

 

 

特に圧巻だったのはChâteau Durfort Vivens (シャトー デュルフォール ヴィヴァン)です。

 

 

 

 

 

熟成庫を埋め尽くす130個のAmphoraは壮観でした。

 

 

 

 

Amphora

 

 

 

 

 

Château Durfort Vivensでは、酸化防止や滅菌効果のあるSO2の添加をゼロにしたいという考えからAmphoraの使用を実験的に始めました。

 

 

 

 

 

SO2を添加したくない理由は、SO2を使用する事で最終的にワインが閉じる事と、ワインがドライになると感じた為です。

 

 

 

 

 

樽を使用すると熟成期間中にバクテリアの発生の危険があり、Amphoraを使用する事にしたそう。

 

 

 

また、2018年ヴィンテージは収穫量が少なく、区画ごとの醸造をする為、今まで使用していたコンクリートタンクがいっぱいにならず、全量を容量が小さいAmphoraで醸造することにしました。

 

 

 

 

 

2014年ヴィンテージでSO2の添加量を通常の半分にすると、ワインは果実味に溢れ、いつもよりタンニンが柔らかくなりました。

 

 

 

 

 

徐々にSO2の添加量を減らし、2017年にはSO2無添加でAmphora を2個使用して12か月間熟成。

 

 

 

 

 

全く問題がなかった為、2018ヴィンテージは全量を19世紀のワインの作り方を本で読んで電気を使わない方法で醸造したそう。

 

 

 

 

温度管理が出来る醸造設備があるシャトーで、電気を使わずに130個のAmphoraを使用して醸造を行った事に大変驚きました。

 

 

 

 

 

Château Durfort VivensではSO2を添加しない事で果実味に溢れ、タンニンが柔らかいスタイルになり、2018年は収穫量も少なくAmphoraが適した容器であるという考えからAmphoraを使用しているとのことでしたが、単純に容器が変わるたけでなく、醸造スタイルが大きく変わる事を感じました。

 

 

 

 

MedocではAmphoraの醸造が流行っているとの事でしたが、今後はChâteau Durfort Vivens だけではなく、Medoc全体でワインのスタイルも変わってくる可能性もあるのではないかと注目しています。

 

 

 

 

 

 

 

現地でテイスティングさせて頂いたのは2015年ヴィンテージでしたが、2018年ヴィンテージがどのようになっているのかとても楽しみです。

 

 

 

 

 

Chateau Durfort Vivens 2015

 

 

 

Vineyard

 

 

 

 

 

Chateau Durfort Vivens

Address: 3 rue du Général de Gaulle

33460 Margaux

Tel: 33 (0)5 57 88 31 02

 

TAVA

 

 

 

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